旧作 旧作・高原へいらっしゃい 
(昭和50年度・山田太一作品) 

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企画書 シノプシス 登場人物 プロフィール

 企画書を読んでみて、私の推測に間違いがあった事を発見しました。私は『高原へいらっしゃい』は、てっきり低視聴率で打ち切られたんだと思っていました。でないと、ああいうふうに唐突に終わらないよなと思っていたからです。しかし、企画書を読むと、

<放送期間>
昭和51年3月25日(木)から
昭和51年7月15日(木)まで

<回数〉17回

と書いてあります。つまり最初から17話の予定だったのです。また、タイトルが「みどりの森の物語」であり、ホテルの名前はグリーンウッドであることも意味深です。これを読んで『緑の夢を見ませんか』を思い出さない山田太一ファンはいないでしょう。第一、主演女優が三田佳子であり、脇を固める重要な役に北林谷栄がでているのです。疑うなと言う方が無理でしょう。

木曜ドラマ−4月新番組企画書−東京放送

或る日。湖のほとりに建つボロボロの家に昨日まで会ったこともない十人の男女が集まった。これから此処をホテルとしてやって行くという。ホテルの名前はグリーンウッド。みどりの高原ホテルに繰りひろげられるロマンチックな物語。

<タイトル> みどりの森の物語(仮題)
<原案> 山田太一
<脚本〉山田太一 ほか
<音楽>
<プロデューサー> 高橋一郎
<演出> 高橋一郎

<スタッフ> 福田新一 西川章 田沢正稔

<放送期間>
昭和51年3月25日(木)から
昭和51年7月15日(木)まで

<回数〉17回
<制作>TBS