旧作 旧作・高原へいらっしゃい 
(昭和50年度・山田太一作品) 

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番組宣伝3

これは、企業などに配られる番宣写真です。
写真の裏に、キャストと場面が書かれてあります。

●プロデューサーの高橋一郎氏

 テーマ云々より、まず最初に考えたのは、密度の濃い面白い作品をということだった。また、役者を自然に巻きこむ流れるようなプロデュースをしていく。 キャステイソグも個性ある役者を心がけ、田宮二郎を含む10人の役者の個性を引きだし、その個性をドラマのキャラクターとしていく。第一にチームワ{クを大事にし、役者スタッフともに楽しんで作りたい。(テレビニュースより)

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 と言うわけで、プロデューサーの高橋一郎氏は、キャステイソグも個性ある役者を心がけ、田宮二郎を含む10人の役者の個性を引きだし、その個性をドラマのキャラクターとしていったようです。このへんのところを古今亭八朝師匠に聞いたところ、確かに、チームワ{クを大事に撮影していたようで、役者スタッフともに楽しんで番組をつくっていたみたいです。一緒に酒を飲んだり、焼き肉を食べたりしたみたいですね。古今亭八朝師匠の証言によると、池波志乃さん、尾藤さん、前田吟さんあたりが、よく飲んだそうです。そして、古今亭八朝師匠は、酒が弱かったそうですね。田宮さんは、ウィスキーの水割りを軽く飲む程度で、いつも早退していたようです。

 ちなみに10人のまとめ役は尾藤さんで、収録の合間をぬってカードゲーム「ラストリーフ」に興じたようです。また、前田吟さんも付き合いが良かったそうで、いろいろまとめてくれていたようです。みんなを騙して、自宅に呼んで焼き肉パーテイーをしたこともあったようです。田宮さんも、時々は、酒の席に、何回かはおつきあいしてくれたようです。古今亭八朝師匠は、田宮二郎さんのことを先生とよんでいました。いろいろ演技のアドバイスをしてくれたみたいです。

 ちなみに撮影は、ほとんどスタジオ中心。ロケは、風景シーンのみで、ホテルの内部を使った事は無かったようです。スタジオは当時一番おおきいGスタです。ロケへは、通常2班となり、八朝、尾藤、潮、徳川、前田、池波etcが、バス移動。主役クラスの人はマイカーやJR移動のようでした。ロケの宿泊は、ロケのホテルの下に同じ経営の八ヶ岳高原ロッジがありまして、そこを利用したそうです。テレビの撮影だからといって、何も特別な待遇は無かったようです。食事時間などは、一般の御客様と同じで時間厳守。スタッフ・キャストの皆さんは、それを前提に撮影スケジュールをたてていたようです。混み合っているときは、古今亭八朝師匠と潮哲也さんが、二人部屋を利用したこともあったようです。 また、主題曲を歌っている小室さんが遊びに来てる時は、小室さんも泊まりました。