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1週間後にオープンを控え、面川(佐藤浩市)はじめ従業員達は、シュミレーションをしたりパンフレットやホームページを作ったり、準備のため忙しく働いていた。そんな時、若月(西村雅彦)は、オーナーの矢野(竹脇無我)に呼ばれ、秋までに70%の稼働率でなければ達成できないノルマを提示されていた。従業員の張り切りをよそに、若月だけはなじめず、ホテル成功に期待する前向きな面川と、ノルマ達成に不安な若月はまた対立する。
いよいよオープン当日を迎えた。初日の予約は、神崎の書いた記事を見て訪れた4人グループ1組のみ。ところが、昔のホテルを懐かしみ、偶然やって来た老夫婦が宿泊することになった。面川は、どちらのお客様も大事に考え、食事時間をずらすなど配慮をした。だが、面川はじめ従業員たちのお客様へのサービスが、とんでもない事態に発展して…。
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