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リメイク版の第1話解説5



2003年7月25日 (金) 22:34 

 第一話のストーリーは、こうです。

 ホテルを潰して、自暴自棄になってアル中になり、妻子に逃げられた男がいました。その男に、あるホテルをまかせるというオーナーがいました。予算は二千万円。面川は、自ら面接をして従業員を選ぶことにした。

 ウエイトレスのさおり(井川遙)、バーテンダーの石塚(堀内健)、資格を持つ久美(市川実和子)、元ホテルマンの中原(平山広行)などが廃墟のようなホテルに集まった。オーナー会社の経理課長・若月(西村雅彦)も、お目付け役として押しかけてきた。

 しかし、予定していた不可欠な有名シェフが、突然キャンセルしてきた。急遽、別のシェフ探しが始まるが、ことごとく断られてしまう。そして、ホテルに戻った面川を待っていたのは、東京へ帰ろうとするスタッフ達の姿。

「一度ホテルを潰した事もあると聞いた。大事な事を隠す上司とは働けない」

と帰ろうとするスタッフ達の前で、

「一度失敗した人間には、立ち直るチャンスはあたえられないのか?力を貸してくれ」

と土下座をする面川。その姿を見たスタッフ達は高原ホテルでもう少し働く決意をするのだった。翌日、残ってくれたスタッフ達の為にも一流のシェフを見つけてこようと張り切って高原ホテルを出て行く面川。そんな面川と、見送るスタッフ達の前に「コックです」と現れたのは、小池(菅原文太)という男だった…。

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