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3話 感想&解説

2003年7月26日 (土) 01:32

 第3話は、視聴率が6パーセントという番組打切り瀬戸際的視聴率となってしまった回なのですが、実は、この3話こそ、ホテルなどの宿泊関係者にとって興味深いドラマとなっています。つまり、3話のなかでは、面川と小池。面川と神崎。この両者のぶつかりあいによって、マーケッテイングについて、非常に貴重なメッセージが、発信されているからです。私を含め、全国の多くの宿泊業者は
「痛いところついてくるな」
と苦笑いして見ていたにちがいありません。それについては、後述するとして、まずストーリーの紹介から。


 予定より1日早く、ホテル評論家の神崎(杉浦直樹)が到着しました。まだ準備が整わないまま面川(佐藤浩市)たちは、神崎を迎えました。

 しかし、ボイラーの故障で客室のお湯が出ないという問題が起こり、神崎は温泉を探すと行ってホテルを出て行ってしまいました。こんな時に限って、ボイラー技師の免許を持っている久美(市川実和子)の姿も見当たりません。業者に問い合わせても間に合わず、どうにもならなりませんでした。

 久美(市川実和子)は、近くの河原でさぼっていました。その河原を通りかかった神崎は、久美と出会いました。その男が神崎だという事を知らない久美は、自分の事やホテルの事を話してしまうのでした。