解説3
2003年7月31日 (木) 23:39 リメイク版の第5話解説4
それから食材を運び込んできた五十嵐(高知東生)は、何を思ったのか、八ヶ岳高原ホテルで働きたいと言いました。小池の下で、じっくり修行したいと言ってきたのです。小池もこころよくオーケーしました。
また、予約をキャンセルされたお客様からも、再予約が入りました。面川が出した丁寧な案内状に、心打たれたお客さまが、再び八ヶ岳高原ホテルに予約を入れてくださったのです。ホテル業に携わる人間として、これほど名誉なことはないでしょう。なにせキャンセルして来たお客さまに、もう一回、予約を入れてもらったのですから。
これは、私どもにも経験がありますが、こういう時の喜びといったら、本当にうれしいものです。価格や設備以外のところでライバルを打倒したのですから。しかも、お客さまは、まだ、お泊まりになっていないのです。面川さんの徹夜の手紙しか、相手に伝わってないのです。スタッフの志気もあがります。
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