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解説8

2003年9月5日 (金) 01:39

 矢野社長も、ユナイトホテルの沖も、八ヶ岳高原ホテルをホテルとして買って投資した。けれど面川さんは、八ヶ岳高原ホテルをホテルの形をしたアットホームなペンション(または民宿)にしてしまっていた。ホテルそっくりのペンション(または民宿)にしてしまった。そのへんが、沖と矢野の2人には見えなかった。もし、見えていたら、スタッフごと買いたいと言ってたでしょう。

 とすると、ユナイトホテルの沖さんは哀れですね。
 かわいそうですね。

 逆に、そのことに気がついて八ヶ岳高原ホテルを買い戻した矢野社長は、かなりのキレ者ですね。全て同じスタッフをかきあつめることを若月に命じたのも矢野社長でしょうから、この矢野という人間は、ただものではありません。おそらく矢野社長は、八ヶ岳高原ホテルの本質を見抜いたんでしょう。そして、ノルマを命じてペンションとしての採算を勘定して、こいつはいけると踏んだのでしょう。そして、ユナイトホテルを出し抜けると思ったのかもしれません。時代の変化にきがついたのかもしれません。

 哀れなのは沖。

 外資系のユナイトホテルは、沖をばっさり切ったかもしれません。
 つまり沖は、『高原へいらっしゃい』の面川さんと同じになってしまったのです。
 八ヶ岳高原ホテルをつぶした男ですね。
 だからもし『高原へいらっしゃい』のパート2ができるとしたら、この沖さんが主役になる。
 いや、この沖さんしか考えられません。

 そこでTBSさんに提案があるのですが、この沖さんを主役に浅間高原で『高原へいらっしゃい』のパート2をつくってもらえないですかね? そうしてくれるなら浅間高原観光協会あげてバックアップしますよ。そして、八ヶ岳高原ホテルと浅間山高原ホテルが、浅間山と八ヶ岳をかけてしのぎをけずる・・・・というのはだめですかね? そうしてくれたら色々なネタを提供しますよ。なんだったら、うちのペンション提供しますけれど。あ、ダメですか。すいません、ふざけすぎました。