|
宿主のひとりごと
○子ども ドロシー・ロー・ノルド 1954作
批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる
笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる
皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる
しかし、激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる
寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる
賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる
フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる
友情を知る 子どもは
親切を おぼえる
安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる
可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を
感じとることを おぼえる
ある日の夜 ラジオから聞こえてきた
「時には がんばらなくてもいい ことも大切なことだよ」
富良野のばあちゃんより
・・・なぜか涙がニジンダ
|