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解説1

2003年7月31日 (木)
23:38 リメイク版の第5話解説2

 一方、高原ホテルでは、本間さおりたちみんなが、何とかして客を呼べないかと考えるようになっていました。そんな時、近くのペンションが四泊五日の合宿の予約をオーバーブッキングして困っているのを知り、オーバーブッキングした団体客を預からせてくれと頼みますが「ホテルは無理だ」と断られてしまいました。

 諦めきれない麻美達はホテルへ戻り、営業から戻った面川に相談しました。話を聞いた若月は「予算を考えろ!」と激怒しました。15000円のお客さまでは採算がとれないというのです。

 面川は、小池(菅原文太)に料理のコストを下げられるかたずねました。小池は下げられると答えました。面川は、オーバーブッキングした団体客を預かることを決意しました。

 どうして面川は、赤字になるかもしれないお客さまをとる決意をしたのか?
 それは、せっかく、やる気になっている
 スタッフ一同の志気を萎えさせたくなかったからです。

 志気を萎えさせては、宿泊施設業は絶対に成功しません。これは私にも覚えがあります。この業界というものは、仕事だから嫌々ながらやっているというのが絶対あってはいけない業界なのです。だから志気ほど大切なものはないのです。だからスタッフが何かやる気になっていたら絶対に水をさしたくない。だって、どんな設備だって人間のサービスにはかなわないからです。