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総括1

003年9月6日 (土) 20:18

 私は、最初、リメイク版を企画したプロデューサーを恨みました。リメイク版だけではありません。王様のレストランや旅館に行こうの企画したプロデューサーも恨みました。少しでも『高原へいらっしゃい』をパクッタ形跡があるドラマはかたっぱしから憎みました。それが旧作を超えるものなら憎まなかったかもしれませんが、そうでなかったから憎みました。だから

「ケッ!」

とそっぽを向きながら、そのくせシッカリと王様のレストランや旅館に行こうを全話みていました。そんな私が、『高原へいらっしゃい』のリメイク版と聞いた時、どんなに驚きあきれたか。信じたくなかった・・・・。きっと、宇宙戦艦大和みたいに、旧作をズタズタにされると信じて疑いませんでした。だから、このホームページでも、放映される前の頃は、リメイク版に対してネガティブな書き込みをしています。

 それでも、ひよっとしたら・・・・という思いがあったので、リメイク版の第1話は、正座して見ました。

 北軽井沢では、テレビの電波が悪いので経営している宿を閉め、3時間かけて埼玉県の友人の家まで車をとばし、そこでリメイク版の1話を見ました。10万円はたいて新しくハードディスクビデオも買いました。そして期待と不安を織り交ぜて正座して見たのですが、ショックは大きかった。買ったばかりのハードディスクビデオをバットで叩き壊したいくらいにショックだった。

 このリメイク版は、私の知っている『高原へいらっしゃい』ではないし、
 旧作を冒涜していると感じました。
 なにより私にとって面白くなかった。
 不愉快なドラマだった。
 設定も登場人物もシナリオも何もかも不愉快だった。